しゃべる猫とだらしないひと
2007年5月31日(木)~6月4日(月)
場所:王子小劇場
戯曲:北村耕治
演出:三谷麻里子
場所:王子小劇場
戯曲:北村耕治
演出:三谷麻里子
池田ヒロユキ(リュカ.)
伊坂亮(東京コメディストアジェイ)
佐藤達(劇団桃唄309)
澤唯(projectサマカトポロジー)
高園陽子(SPARKO)
田辺麻美
塚西勇太
徳元直子(劇団ぐるぐる牛)
中野架奈
バビィ(劇団桃唄309)
舞台監督:赤坂有紀子
美術:西岡慈円
照明:伊藤馨
音響:左右田利雄
衣裳:速水由樹
演出助手:渡辺郁美
宣伝美術:藤田恵/BitRabbit
ロゴデザイン(猫の会):アヤコ
制作:北村耕治
「飼い猫と言葉が通じる」
この特異な能力をもった青年を軸に物語は進みます。
同じアパートに美しい女の人が引っ越してきたり、昔の恋人が結婚したり。
ただ家のなかでごろごろしているだけでもそれなりに変化のある日常。
ある日、街の猫達に正体不明の伝染病が蔓延し、保健所による猫狩りが始まります。
記念すべき旗揚げ公演です。
それはもうありがちな、無知な演劇青年が行き当たりばったりの勢いだけで立ち上げた公演だったので各方面に多大なご迷惑をおかけしました。本当、当時のスタッフには足を向けて寝れません、はい。
お話は、当時ぼくの中にあったしょうもない欲求や妄想を捏ねくりまわして物語として整えたような代物でした。主人公が、その飼い猫と言葉が通じるっていう、それだけの話だったんですけどね。話せたらいいなって思ってたんです。猫と。お客様の感想を伺うと、やっぱり同じような憧れを持っている人が多いのが分かってうれしかったのを憶えています。